太陽熱温水器




「太陽熱」と「太陽光」の違い
どちらも同じ太陽エネルギーを利用するのですが、太陽光は「太陽電池パネル」を和用した発電システムで、
太陽熱は「太陽熱集熱器」を利用した給湯・空調システムという違いがあります。



当社のソーラーシステムは、すべて真空管式を採用しております。
真空管式は従来のフラットパネル式と比較して集熱効率が高く、すでに世界中で愛用されています。
真空のため外気温の影響を受けず、冬の日差しが弱いときでも太陽熱を効率よく利用することが可能です。
また、真空管には水を通さないので、万が一真空管が破損した場合でも水漏れの心配はありません。
一般家庭向けの太陽熱給湯システムとしましては、タンク一体型ヒートパイプソーラーとタンク分離型ヒートパイプソーラーをご用意しております。






タンク一体型


タンク一体型ソーラーシステムは、水道の圧力で給湯するので、屋根やベランダ以外に庭・車庫の上など、日当たりの良い場所ならどこにでも設置できます。
また、給湯器に接続できるのでお風呂やシャワー以外にも洗面、台所などで温水を利用できます。
日差しの無い時や湯温が低い時は給湯器で追い焚きできますので、昼間集めた太陽熱を最大限利用できます。



    

タンク一分離型(強制循環式)


タンク分離型(強制循環式)は、必要な湯量にあわせて集熱パネルの枚数や貯湯タンクの本数・容量を設計できます。
そのため、タンク一体型では湯量が足りないご家庭、タンク一体型を好まないご家庭、床暖房・屋根融雪などの熱源としても太陽熱を利用したいご家庭などの場合は、タンク分離型がお薦めです。
タンク分離型はタンクと集光部が分離しているため、屋根に乗せた場合、タンク一体型と比べて屋根への負担を軽減することができます。
パネルの設置場所は、日当たりの良い場所ならどこでもかまいません。
ガスや電気、灯油などの給湯器やボイラーと接続することで、日差しがなく十分に水温を上げられないときでも不自由を感じることなくお湯をお使いいただけます。 また貯湯タンクが屋根の上にのぼらないので、建物の外観を損なうこともありません。




大規模施設用


当社では、ドイツのパラディグマ社で開発された集光型真空管式太陽熱温水器も取り扱っております。
本製品は真空管の下にドイツ製CPC集光リフレクターを設けることによってより無駄なく太陽の光を集めることができます。
お湯をたくさん使用する老健施設や医療施設、グループホーム、教育施設(幼稚園、保育園、学校)、公共施設、温水プール、温浴施設(温泉や旅館、ホテル、日帰り温泉、銭湯、スーパー銭湯)などの場合は、本製品がおすすめです。
また、タンク保温用に水熱源のヒートポンプ等を組み合わせることによって、より一層の省エネ化を実現することが可能です。

[佐賀県果樹試験場]






[兵庫県立農業高校]






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